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資源 1 エネルギー供給

A エネルギー消費
  1. エネルギー革命=石炭から石油へ
    1. 産業革命以降世界のエネルギー消費の中心は石炭
    2. 第二次世界大戦以降から石油の消費量が急激に伸び、
    3. 1960年代には石油の消費量が石炭を上回る
  1. (背景)
    1. 石油は石炭に比べて熱効率が高い
    2. 第二次世界大戦後の西アジアでの油田開発
  2. 1970年代の二度の石油危機で原油価格が高騰すると、天然ガス原子力が進められる
グラフ参照
 
B 主要国のエネルギー供給構成
  1.  
    1. 一次エネルギー:石炭、石油、水力、風力
    2. 二次エネルギー:電力(ただし、統計上水力発電原子力発電は一次エネルギー扱い)
  2. 資源別消費割合;消費割合は一般に生産量に応じる
    1. 石炭:
      1. 中国
      2. インド
      3. オーストラリア
      4. (例外)アメリカ合衆国は石炭主要生産国であるが、石油を必要とする自動車が普及しているため、石炭の消費割合は高くない。
      1. ロシア
      2. イギリス
      3. オランダ
    2. 石油:日本、イタリア、韓国など国内のエネルギー資源に乏しい国では石油の消費割合が高い(理由)液体である石油は輸送が容易
      1. メキシコ
      2. 日本
      3. イタリア
      4. 韓国
      1. フランス(理由)1970年代の石油危機以降、エネルギー自給率を高めるために原子力発電を推進
    3. 水力:
      1. ブラジル
      2. カナダ
  3. 一人当たりエネルギー供給量
  1. 日本・ヨーロッパ諸国にくらべて、アメリカ・カナダ・オーストラリアが多い(理由)①国土面積の広さ②資源の豊富さ
  2. 発展途上国の中国・インドは一人当たりエネルギー供給量は少ないが、総人口が多いために供給量が多いことに注意
表参照
 
C 主要国のエネルギー自給率
    1. 世界有数のエネルギー生産国ではあるが、消費量も非常に大きいため、一次エネルギー自給率は81.5%(<100%)
    2. 世界有数の原油生産国でありながら、原油の輸入量世界一位
  1. 中国
    1. 以前は自給率>100%も、経済発展に伴ってエネルギー需要が拡大し、89%
  2. オーストラリア・カナダ
    1. 一次エネルギー自給率は著しく高い(理由)①資源に恵まれながら、②人口が少ないために消費量が少ない