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農林水産業 2 林業

A 世界の森林面積と木材生産
  1. 世界の森林面積は陸地面積の3割
    1. 地域別 南アメリカ・ヨーロッパ高 アジア・オーストラリア低
    1. アメリカ・インド・中国・ブラジル・ロシア・カナダ (理由)国土面積
    2.  国土面積に占める森林面積割合
      1. ブラジル 6割
      2. ロシア 5割
      3. アメリカ・カナダ 3割
      4. インド・中国 2割
  2. 木材の主要輸入国 中国・アメリカ・日本
 
B 森林面積の増減
  1. 発展途上地域:アフリカ・南アメリカで特に減少 (理由)①人口増加による焼畑農業の拡大や、②燃料のための薪炭材の過剰伐採
  2. ヨーロッパでは増加(理由)森林保護のための植林
  1990
2010
増減
増減率
アジア
アフリカ
ヨーロッパ
北中米
南米
576,000
749,000
989,000
708,000
964,000
198,000
592,000
674,000
1,000,000
705,000
864,000
191,000
16,000
-74,000
15,000
-2,000
-82,000
-7,000
2.8
-10
1.6
-0.4
-8.7
-3.7
 
 
C 木材の用途
  1. 先進国では主に、パルプ、合板材、建築材など用材
  2. 発展途上国では燃料用の薪炭
 
D 主な林業地域
  1. 熱帯材
    1. 常緑広葉樹
    2. 樹木の種類が多く混在
    3. ラワンやチークなど一部の有用材を切り出すために、他の樹木も切り倒されるため、環境破壊
    4. 近年は、広葉樹が製紙・パルプの原料として利用、伐採進行
  2. 温帯材
    1. 低緯度側:シイ、ツバキ、オリーブなど常緑広葉樹
    2. 高緯度側:ブナなど落葉広葉樹、針葉樹の混合林
    3. 温帯は人口密度の高い地域と重なり古くから森林の利用が進んでおり、自然林より人工林が多い
  3. 冷帯林
    1. エゾマツ、カラマツ、モミなど針葉樹の純林=タイガ
    2. 純林であるから大量伐採が可能
    3. 加工しやすく、製材・パルプ