資源 1 エネルギー供給
A エネルギー消費
-
エネルギー革命=石炭から石油へ
グラフ参照
B 主要国のエネルギー供給構成
-
-
-
一次エネルギー:石炭、石油、水力、風力
-
-
資源別消費割合;消費割合は一般に生産量に応じる
-
一人当たりエネルギー供給量
表参照
C 主要国のエネルギー自給率
農林水産業 3 水産業
A 水産業発達の自然条件
-
-
大陸棚
-
バンク
-
潮目
-
-
-
-
北海を中心とする大西洋北東部や
-
日本近海が含まれる太平洋北西部はこのような条件に恵まれて、古くから漁場
-
B 国別漁業量の推移
-
1960年代から1970年代はじめまではペルーの漁獲量が世界一位(アンチョビー(fish mealとして肥料や飼料に利用される)が中心)も、
-
-
乱獲
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エルニーニョ現象により、漁獲量が大幅に減少。
-
-
1980年代は日本の漁獲量が1位も、1990以降は減少。
-
-
(理由)石油危機による燃料費の高騰ならびに
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乱獲による日本近海の水産資源の減少による沖合漁業の衰退
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-
1990年代以降、急激に漁獲量を伸ばしているのは中国。
-
-
湖や河川での内水面漁業による漁獲量
-
養殖業
-
|
1970 |
1980
|
1990
|
2000
|
2012
|
中国
アメリカ
インド
ペルー
ロシア
日本
|
2.400
1,100
2,700
1,600
12,400
7,000
8,000
|
3,100
1,600
3,700
2,000
2,700
9,500
10,000
|
6,700
2,600
5,600
2,800
6,800
7,300
9,700
|
14,800
4,100
4,700
3,700
10,000
4,000
5,000
|
16,400
5,800
5,100
4,800
4,800
4,300
3,700
|
世界
|
63,000
|
68,000
|
86,000
|
94,000
|
92,000
|
農林水産業 2 林業
A 世界の森林面積と木材生産
B 森林面積の増減
-
ヨーロッパでは増加(理由)森林保護のための植林
1990 |
2010
|
増減
|
増減率
|
|
アジア
アフリカ
ヨーロッパ
北中米
南米
|
576,000
749,000
989,000
708,000
964,000
198,000
|
592,000
674,000
1,000,000
705,000
864,000
191,000
|
16,000
-74,000
15,000
-2,000
-82,000
-7,000
|
2.8
-10
1.6
-0.4
-8.7
-3.7
|
C 木材の用途
D 主な林業地域
-
熱帯材
-
-
常緑広葉樹
-
樹木の種類が多く混在
-
ラワンやチークなど一部の有用材を切り出すために、他の樹木も切り倒されるため、環境破壊
-
近年は、広葉樹が製紙・パルプの原料として利用、伐採進行
-
-
温帯材
-
-
低緯度側:シイ、ツバキ、オリーブなど常緑広葉樹
-
高緯度側:ブナなど落葉広葉樹、針葉樹の混合林
-
温帯は人口密度の高い地域と重なり古くから森林の利用が進んでおり、自然林より人工林が多い
-
-
冷帯林
-
-
エゾマツ、カラマツ、モミなど針葉樹の純林=タイガ
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純林であるから大量伐採が可能
-
加工しやすく、製材・パルプ
-
農林水産業 1c 食料自給率
A 供給栄養量
国名
|
熱量
(kcal)
|
(g)
|
イモ
|
野菜
|
肉
|
乳
|
魚
|
モンゴル
インド
日本
ナイジェリア
中国
フランス
イタリア
ドイツ
アメリカ
|
2400
2400
2700
2700
3000
3500
3500
3500
3600
|
370
417
280
370
410
340
420
300
290
|
140
80
80
680
180
150
100
190
160
|
130
220
270
170
910
280
390
250
310
|
230
10
140
20
160
260
240
240
320
|
370
220
190
20
80
680
710
700
700
|
1
10
150
40
110
90
70
30
50
|
B 農産物自給率
国名 |
小麦
|
米
|
トウモロコシ
|
イモ類
|
大豆
|
肉
|
|
インド
タイ
中国
日本
ナイジェリア
ドイツ
フランス
アメリカ
カナダ
ブラジル
|
109
144
100
21
102
68
103
177
118
203
103
|
106
0
95
10
63
4
124
179
171
505
48
|
111
180
100
94
45
57
0
19
190
0
105
|
123
104
104
0
127
100
87
177
113
100
119
|
101
378
90
71
101
100
124
127
93
124
98
|
101
8
22
7
100
102
0
16
168
225
192
|
121
130
100
50
103
100
113
102
114
131
133
|
C 食料問題
-
アフリカ・アジアの発展途上国では農業就業人口の割合が高いにもかかわらず、農業生産性が低く、
-
人口増加に食糧生産が追いつかず、食糧不足が深刻化している地域がある。
-
中南アフリカでは、①度重なる干ばつ、②自給作物よりも外国への輸出を目的とした商品作物の優先的栽培、③砂漠化など環境破壊による農地の荒廃、④頻発する内紛による農民の難民化 などで慢性的な食料不足。
D 緑の革命
-
穀物の高収量品種の導入と栽培技術の普及により、南アジア・東南アジアで食料生産増加
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灌漑、肥料、農薬は依然として必須であり、その有無による格差
-
遺伝子組換え作物
農林水産業 1b 企業的農業
A 企業的穀物農業
-
労働生産性高い (理由)大型の農業機械を駆使して少人数で広大な農地を管理。
B 企業的牧畜
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肉類や羊毛の大量生産
-
アメリカ合衆国西部グレートプレーンズやブラジルでは肉牛、
-
オーストラリア内陸部やアルゼンチン南部などでは羊
-
企業的牧畜は、①鉄道などの交通機関の発達や、②19世紀後半の冷凍船の発明によって飛躍的に発展。(c.f.オーストラリア・アルゼンチンなど南半球)
牛の頭数
|
頭数(千頭)
|
インド
ブラジル
中国
アメリカ
|
210,000
210,000
110,000
90,000
50,000
|
世界
|
1,480,000
|
インド:ヒンドゥー教において牛は神聖な動物であり、食用とされることはないが牛乳は重用されており、世界有数の牛乳・バター生産国となっている
豚の頭数
|
頭数(千頭)
|
中国
アメリカ
ブラジル
ドイツ
|
460,000
6,0000
3,0000
2,0000
2,0000
|
世界
|
960,000
|
イスラム圏では飼育されない。
羊の頭数
|
頭数(千頭)
|
中国
インド
オーストラリア
旧スーダン
イラン
|
180,000
75,000
74,000
50,000
48,000
|
世界
|
1,160,000
|
乾燥地帯を中心に世界で広く飼育される。
C プランテーション
近世植民制度から始まる、大規模工場生産の方式を取り入れ、熱帯、亜熱帯地域の広大な農地に大量の資本を投入し、単一作物を大量に栽培する(モノカルチャー)大農園。